『ゴサインタン:神の座』
篠田節子、2002、『ゴサインタン:神の座』、文藝春秋(文春文庫) シドニーからの飛行機の中でつい読んでしまった。 本書の背景は、現代社会のひずみそのものと言っていいだろう。 ...

[読書][読書と夕食]『ゴサインタン:神の座』
original: 篠田節子、2002、『ゴサインタン:神の座』、文藝春秋(文春文庫) シドニーからの飛行機の中でつい読んでしまった。 本書の背景は、現代社会のひずみそのものと言っていいだろう。 ...
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[読書][読書と夕食]『ゴサインタン:神の座』
original: 篠田節子 、2002、『ゴサインタン:神の座』、 文藝春秋 ( 文春文庫 ) シドニー からの飛行機の中でつい読んでしまった。 本書の背景は、現代社会のひずみそのものと言っていいだろう。 ...
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ゴサインタン-神の座-/篠田節子
ゴサインタン―神の座 (文春文庫)/篠田 節子 ¥840 Amazon.co.jp 豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。 ...

ゴサインタン~神の座~篠田節子。
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望…揺れ動き、さまよいながら ...

グアテマラにある神の山@アンティグア(by フーテンの若さんさん)
転落の快感か、再生の愉悦か。人類に注がれる神の双眸。
とアマゾンの書籍紹介にある。「ゴサインタン―神の座 篠田 節子 (著)」 という文庫本を昨日、読んだ。毎日、スペイン語学校に通う以外、特にやることもないので学校にあった本を借りたのだ。暇なので一番分厚いものをと思って手にとったのがこの本である。
あらすじはこんな感じ。(以下、アマゾンから抜粋) 「独身で農家を継ぐ40男が、ネパールから花嫁をもらうところから物語りは始まる。言葉も通じず、生活習慣も違うヨメを、男の母親が懸命に躾けるのだが、徐々に奇妙なことが起こり始め、男の両親は次々と亡くなり、営々と続いてきた家の歴史が暴かれ、財産を全て失っていく。」
どうにも暗い話なのだが、今の自分の状況と小説の主人公を自然と被らせてしまう。
僕は半年前まで、東京の六本木ヒルズにある派手やかなIT企業でサラリーマンをしていた。半分は仕事で毎日飲み歩き、金使いも相当荒かった。いろいろあって退職をし、目黒のマンションを引き払い、身の回りのものは売るなどしてすべて処分した。独身だったので財産なんてないけれど、PCやカメラなど最低限必要なものだけを買い揃え、海外に旅立った。その後、ニカラグアで強盗に会い、所持金その他全ての持ち物を失う。経緯こそ異なるが、物質的なもの全てを失った結果はまったく同じだ。
これでもかと次々に悲劇に見舞われた小説の主人公。しかし次第に人間性を回復していく。失踪した妻を探し、妻の生まれ故郷であるネパールのゴサイタン(神の座という意)という山の麓まで追い掛けて行く。そして最後は俗世間とは切り離された素朴な村で永遠の安らぎの場を見つける。物質過多の日本文明社会を警告するかのように、転落から魂の再生を描いていく物語。
今のアンティグアの生活も俗物的なものはなにもない。TVはまったく見ないし、音楽もきかない。電化製品は持たず、お金はほとんど使わない。僕の全財産はメルカドで買った小さなカバンだけで、その中身は歯ブラシや衣服などの生活用品だけだ。毎日、早起きをして学校へ行き、お昼をホームステイ先で食べ、夜は復習をして寝る。そんな何も持たない生活は、慣れてしまえば身軽でとても快適だ。
小説の舞台となったネパールのとある村と同じく、アンティグアも三方を山で囲まれている。現地での生活は日本から比べると、とても質素で慎ましい。電化製品はろくなものは置いてないし、バスや車は日本では走っていないオンボロばかり。身に着けている服や食べ物は清潔とはいえず、停電もたまに起きる。所得水準は日本の5分の1以下ぐらいだろうか。しかし、現地の人は物に頼らず、創意工夫をして力強く生きている。家族や友人の絆を殊更大切にし、お祭りや教会などの歴史・伝統のなかで豊かに生き抜いているのだ。
もし、僕自身が全てを失っていなければこの良さを理解することはできなかっただろう。日本のような俗世間に揉まれているとわからないものが、ここの生活で発見できた。残念ながら書籍紹介のような再生の愉悦まで味わっている余裕などないが、見えないものが見えつつある。その山、ホームステイ先の目の前に見えるアグア火山は何か語りかけるかのように神々しくそびえ立っていた。小説の主人公と同じように神の意思が働いてここに導かれたのであろうか。
ゴサインタン~神の座(篠田節子)
解説で「現代の伝承神話」とありました。 この意味、ストーリーの最後まで明かさないと伝わりません。 ネタバレで書きます。 東京近郊の名家といっても、農家への嫁不足は深刻。 ...

ゴサインタン~神の座~ by篠田節子
先にばらすが、 ラストが大自然のなか、 ほのぼのとして、小さな花が開くような 心温まった・・。 古くから続く農家の結城家を継ぎ、 次代にまた結城家を引き渡す。 結木輝和に託された使命のため、 なかなか結城家に合う嫁に出会わなかった。 ...

し~そ
し ◎ 塩野七生 ルネサンスの女たち ローマ人の物語13「最後の努力」 ★★ ローマ人の物語14「キリストの勝利」 ★★ ローマ人の物語15「ローマ世界の終焉」 ★★★ 漁夫マルコの見 ...

2004/9 ベルカント(アン・パチェット)
再読でしたので、次点にしか入れてないけど、『風車祭(カジマヤー)』は最高!この人の沖縄小説は、破天荒な設定にもかかわらず、「生きる」ということの意味を考えさせてくれます。 ...

ゴサインタン~神の座~篠田節子。
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望…揺れ動き、さまよいながら ...
